[難民の日シンポジウム] 難民の子どもたちと考える 国籍とアイデンティティ
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日 時 |
2012年6月16日(土) 13:30~16:15 (13:00 開場)
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場 所 |
上智大学 12号館102教室
(千代田区紀尾井町7-1) JR/メトロ四谷駅から徒歩3分
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内 容 |
ビルマでサフラン革命が起こって、友達から「あなたの国大変だね」と言われた。「ビルマ人」「難民」としてみられていたことを初めて知った...。(日本生まれ・19歳)
日本が難民条約に加入してから30年以上が経ち、二十歳を迎えようとする難民の子ども世代が増えてきました。幼少のころ来日した子ども、日本で生まれ育った子どもたちは、今までの生活の中で何を経験し、感じ、考えてきたのでしょうか?
難民・移民の子どもの無国籍の問題や、インテグレーション(社会的統合)の観点から、難民の子どもの置かれた状況、彼らの未来について考えます。
プログラム概要
◇13:30 第1部 難民の子どもたちが語る-日本社会で生きること
日本で生まれ育った者、幼少のころ来日した者など、難民の子どもたちをパネリストにむかえ、日本社会で生きていくことについて、自身の経験から語ります。
コメンテーターは、無国籍ネットワーク代表の陳天璽氏。無国籍であった自身の経験と照らし合わせ、子どもたちの経験を踏まえ、コメントを投げかけます。
パネリスト
テュアン・シャン・カイ 日本生まれ・無国籍・ビルマ難民子息
ネイジー・ティンウィン ビルマ生まれ・ビルマ国籍・ビルマ難民息女
コメンテーター 陳 天璽 無国籍ネットワーク代表・国立民族学博物館准教授
◇14:55 第2部 難民の子どもから-インタビュー・ビデオ上映(予定)
◇15:15 第3部 子どもの視点から考える、日本社会の制度と課題
子どもたちの声を受け、日本社会として、これからどう難民を受け入れていくのか、今後の課題と展望について、専門家がそれぞれの立場から語ります。
モデレーターは、1部でパネリストとして登壇した現在大学生の子どもが担当します。
パネリスト
石井 宏明 難民支援協会 常任理事
マ デンデンウー 在日ビルマ市民労働組合(FWUBC)副書記長
小豆澤 史絵 弁護士
陳 天璽 無国籍ネットワーク代表・国立民族学博物館准教授
モデレーター
テュアン・シャン・カイ 日本生まれ・無国籍・ビルマ難民子息
情報ページ (難民支援協会)
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参加方法 |
無料 |
主催:問合せ等 |
[主催]上智大学グローバルコンサーン研究所/無国籍ネットワーク/在日ビルマ市民労働組合(FWUBC)/国立民族学博物館(文部省科学研究費「社会的包摂のための実践人類学的研究」及「グローバル時代の国籍とパスポートに関する文化人類学的研究」)/難民支援協会
[協力]難民連携委員会(RCCJ)/立正佼成会
[後援]上智大学ボランティア・ビューロー/カトリックセンター/ソフィアなんみんサービス
お問い合わせ:難民支援協会 info [at] refugee.or.jp
Tel: 03-5379-6001(田中・松本)
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