お知らせ
10月1日に新事務所「なんみんハウス」を無事オープンし、1日~2日に見学会を開催しましたので、これまでの改修のお礼と報告をいたします。
お近くに来られた時は是非お立ち寄りください。
常駐はできていませんので、来られるときはメールでご連絡ください。
アクセスマップ
●「なんみんハウス」の機能(小さな家ですが)
- RAFIQの事務所
- 難民のための一時的な住居(シェルター)
- 難民を支える様々な生活支援・難民認定までの支援などの場
- 難民問題などの学習の場(資料室を設けました)
- 難民と一緒に暮せる街を目指しての地域との交流の場
などに活用できたらと思っています。
● 改修について
5月からワークショップを8回行い、他の日程でもお手伝いをお願いし、まだ十分ではありませんが、オープンすることが出来ました。
ことのほか暑い日が多かった中、参加された方ありがとうございました。
難民の方も手伝ってくれました。
・きしんでいた1階の床は丈夫で安い足場板をはめ、断熱材も入れました。その上に天然素材のブライワックスを塗りました。
・壁が汚れていた和室は、天然素材の漆喰の材料を寄付して下さった方があり、みんなで漆喰をぬり、味のある壁になりました。また、業者の方もアドバイスをくださり、協力してくださいました。
・和室の汚れていた畳は、ウッドカーペットを敷きました。これは事務所のオーナーさんから「お祝いに」といただいたものです。
photo by Tanaka, C
● 「なんみんハウス」ロゴ
なんみんハウスのロゴを支援して下っているデザイナーにお願いし、作っていただきました。イメージにぴったりのものが出来上がりました。
photo by Tanaka
● オープンデー (10/1~10/2)
9月30日に朝日新聞関西版の夕刊、一面に載せていただいたことや淀川区の情報誌「ザ・淀川」に載せていただいたこと、1日に取材に来た、読売テレビが2日の11:35からのニュースで報道されたことで、たくさんの方が来てくれました。
2日間で会員の方、淀川区の方をはじめ100人弱の方が見学会に来てくださり、うれしい悲鳴をあげました。
ミニ難民講座にもたくさんの方が参加して下さり、質問が絶えなったほどです。
茶芸師さんが入れてくれる中国茶飲み比べも大変おいしく、ほっとする空間が来ました。
この間たくさんの問い合わせなどがあり、参加人数以上の効果を感じています。
本当に「なんみんハウス」を活用するのはこれからですので、引き続きご支援をお願いいたします。
・難民映像に心痛め…市民が建物無償提供、大阪に支援施設 (16/9/30 朝日新聞)
外部リンク
photo by Tanaka,Hirokawa,C
● 「なんみんハウス」これからのこと
高槻市の「みんなの家」で行っていた月1回(基本第二土曜)の「初級講座とボランティア説明会」をなんみんハウスで行います。
また、難民申請者や難民の支援者の個別面談、イベント等の準備も行います。
本棚を入れましたので、関連書籍を入れ、難民問題の周知・出身国情報・難民の日本語の勉強に役だてられたらと思います。
町内会にも入会しました。町内会の行事に参加しながら、シェルターに滞在する難民とご近所交流ができるよう願っています。
難民の得意なことや母国語の勉強会や、読書会、上映会、法律相談など…できればと考えています。事務所を開いている時間に近所の方がふらっと立ち寄れる、そんな関係が築けるようになればいいなと思います。 |