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● チャーター機による一斉送還


★ チャーター機送還とは

2010年3月にガーナ人男性を強制送還するために一般機に搭乗させようとする段階で制圧し、男性がそのまま死亡した事件がありました。
その後、2013年春までは送還忌避する外国人に対しては強制送還が行われませんでした。
2013年7月以降、2015年12月までに計4回のチャーター機送還が行われました。
このページでは、チャーター機送還の状態とメディアや支援団体の動向などをお伝えするとともに、特に難民申請者の送還に関して「ノン・ルフルマン原則」にも違反しているために止めていかなければならないと思います。
2015年9月に策定された「第5次出入国管理基本計画」の中にもしっかり難民申請者に対してもチャーター機による強制送還を位置づけています。

RAFIQでは、1回めと2回めの送還には、抗議署名を皆さまにお願いしました。3回めの送還には直接大阪入管を通じて抗議しました。

  6回め タイ人、ベトナム人、アフガン人計43名 チャーター機による一斉送還 (2017/2/20) new!
  5回め スリランカ人30名 チャーター機による一斉送還 (2016/9/22)
  4回め バングラデシュ人22名 チャーター機による一斉送還 (2015/11/25)
  3回め スリランカ人26人・ベトナム人6人 チャーター機による一斉送還 (2014/12/18)
  2回め タイ人50人 チャーター機による一斉送還 (2013年12/8)
  1回め フィリッピン人75人 チャーター機による一斉送還 (2013/7/6)

この送還方法を導入する理由を、行使前は「コスト削減」と法務省は言っていましたが、4回めの送還後に行われた法務大臣記者会見では
送還忌避者が送還を阻止する目的で機内等で迷惑行為に及んだりしても、搭乗を拒否されることなく、安全かつ確実な送還ができる有効な方法だと認識している
と答えています。一般搭乗客の目に触れない形で行われ、送還のやり方が人権を無視した形で行われていることを各支援団体が行なった当事者からの報告で上がっています。

★ チャーター機送還に関する一般的な情報

  難民認定制度の運用の見直しの概要について (15/9/15 法務省) 外部リンク
   関連   第5次出入国管理基本計画の策定について (15/9/15 法務省) 外部リンク

  記者会見のお知らせ:チャーター機による強制送還に反対するデモ(3月6日)
     ニュースリリース  (13年2月 仮放免者の会)   外部リンク

  不法滞在者:チャーター機で一気に強制送還へ 法務省方針 (12/12/19 毎日新聞)

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● 6回め タイ人、ベトナム人、アフガン人計43名 チャーター機による一斉送還 (2017/2/20)


2017年2月20日、チャーター機により、タイ人32人、ベトナム人10人、アフガニスタン人1人計43名がチャーター機により送還されました。一部の人については入管の収容者から支援者に連絡が入り、集団で居室を連れ出されたとわかりました。
3月15日の移住連の抗議声明によれば、裁判をする機会の権利を奪われた難民申請者がいたようです。またそれがアフガンの人であれば、危険な国に送還させることは重大なことで、ノン・ルフルマンの原則に反します。
タイ、ベトナムへの一斉送還は2回めとなります。

★ 関連Web

  「タイへの一斉送還(2017年2月20日)に対する抗議声明」 (17/3/15 移住連) 外部リンク new!
    ※ RAFIQも賛同しています。
  不法残留:タイ人ら43人強制送還 (17/2/22 毎日新聞)
  Government uses charter plane to forcibly repatriate 43 foreign nationals
    (17/2/21 Japan Times)
  入管、タイ人ら43人を強制送還 (17/2/21 ロイター)
  【記者会見のお知らせ】内外で排外主義への危機感が高まる中、入国管理局がチャーター機を使用してタイ人を集団送還 (17/2/21 仮放免者の会) 外部リンク

● 5回め スリランカ人30名 チャーター機による一斉送還
 (2016/9/22)


2016年9月23日、チャーター機送還により、スリランカ人30名が送還された模様です。
スリランカ人に関しては2回目です。幸いにもRAFIQが支援してきたスリランカ人は収容中の人も含め、送還されませんでした。
共同通信の記事によれば、3700万円の費用だったようです。
今回もやはり送還された人の中に難民申請者はいたもようで、これは難民不認定や異議申し立てに対し、裁判を受ける権利を奪われたこと、庇護を求めているのに危険な母国への送還をしてはいけないというノン・ルフルマンの原則に違反しています。

★ 関連Web
  スリランカへの一斉送還(2016年9月22日)に対する抗議声明 (16/10/5 移住連) new!
    RAFIQも賛同しています。

  スリランカ人30人強制送還 入管、チャーター機で (16/9/23 共同通信) 外部リンク new!

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● 4回め バングラデシュ人22名 チャーター機による一斉送還
  (2015/11/25)


2015年11月25日、チャーター機による送還が行われたようです。今回はバングラデシュ人22人で、フィリピン人75人(2013年7月)、タイ人50人(2013年12月)、スリランカ人26人・ベトナム人6人計32人(2014年12月)に続き、4回めの送還となりました。
今回の送還者の中には、難民申請をしていた方が数名、関西からの送還者はなかった模様です。

★ 関連Web
  日本政府、バングラデシュ人22人を強制送還 難民不認定者も
     (15/12/10 ロイター リンク先はNewsweek) 外部リンク
  チャーター機によるバングラデシュへの強制送還に対する抗議声明 (12/4 移住連)
      外部リンク
  チャーター機による集団送還に関する質疑について
    法務省:法務大臣閣議後記者会見の概要 (2015/11/27) 外部リンク
  Japan repatriates 22 illegal immigrants to Bangladesh, among them unsuccessful asylum seekers
     (15/11/26 The Japan Times) 外部リンク  日本語翻訳版

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● 3回め スリランカ人26人・ベトナム人6人 チャーター機による一斉送還  (2014/12/18)


2014年12月15〜17日までに大阪入管で再収容されたスリランカ人、ベトナム人計5人が18日、東京・羽田からチャーター機により一斉送還されました。
5人のうち、2人がRAFIQの支援対象者であり、4人が難民申請をしていました。
5人は上記期間の間に仮放免の更新手続きのため、入管を訪れていました。
仮放免の取り消しの中には、「逃亡のおそれがある人」などがあるのですが、理由がよくわかっていません。
また、再収容してすぐの送還で家族や友人、支援者に連絡の取りようがなかった人もいます。大阪では、仮放免保証人にも入管から連絡がありませんでした。

RAFIQでは抗議声明を1月13日に発表し、大阪入管に提出しました。


  英語版はこちら

チャーター機での強制送還に関する抗議声明

2015年1月13日

法務省は2014年12月18日、チャーター機による強制送還を行った。
新聞発表と法務省の記者会見によると被送還者総数32人。スリランカ人26人
(男25性人、女性1人)ベトナム人6人(男性6人)最年少25歳、最年長64歳、女性1人、男性31人。総費用4000万円。
 この中にRAFIQの支援していたスリランカ難民Aさんも含まれていた。
 私たちは難民の収容と強制送還について強く抗議する。

1.説得がなく突然の再収容。

Aさんは、2008年入国管理センターから仮放免され毎月きちんと仮放免更新日に出頭していた。前月の11月の時も「帰国するように」は言われていない。
しかし、2014年12月17日に更新に行ったところ突然「再収容」された。「逃亡の恐れ」がないにも関わらず再収容されている。
この日のうちに東京へ移送され次の日の18日にチャーター機で強制送還された。彼の場合、一度も説得がなく再収容の理由も明らかにされず、考える時間すら与えずに送還している。
再収容の理由と自主送還に向けた説得が必要ではなかったか?

2.保証人への連絡がなく収容・送還。

Aさんの保証人はRAFIQのメンバーである。
私たちは17日、Aさんが「再収容」されたと聞いて保証人と共に18日に大阪入管に面会と確認に行きました。(この時はすでに送還された後だったという事を後で知りましたが、)私たちが行くまで保証人にも連絡はありませんでした。「逃亡の恐れ」がないように保障している保証人に再収容の事実と理由は知らせるべきである。

3.難民の再収容と送還。

Aさんはスリランカの少数民族の難民であり日本で難民申請を行っていた。
兄はカナダで難民認定されている。不認定が確定したため、裁判の準備を始めておりその旨も入国管理局に知らせていた。難民を迫害のある母国に送還したことになる。
難民に退去強制令書を出し、入国管理局に収容するのは、送還禁止の難民条約33条(ノン・ルフールマンの義務)に抵触することになり、再三国際人権機関から批判されている。また送還直前までこの義務は負うべきである。
また、難民認定法で認められている不認定後6か月以内に裁判をする権利を奪っている。

4.不安定な母国への送還

スリランカは2015年1月8日の大統領選挙が予定されており、選挙告示の12月からは不安定情勢になっていた。人権団体のヒューマンライツウォッチによると「暴力と脅迫にさらされる選挙」と報じている。
送還されたのは12月18日であるため選挙直前である。
このような不安な情勢の国に難民を送還することは危険であり、選挙結果や選挙後の情勢によっては新たな「十分に理由のある迫害」が発生することもありえる国に送還したのである。

以上の理由から今回のスリランカ難民のチャーター機での強制送還に強く抗議する。

 RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
 大阪府高槻市大手町6-24
 TEL FAX 072-684-0231
 MAIL rafiqtomodati@yahoo.co.jp
  英語版はこちら

★ イベント報告
  2/15「チャーター機での一斉送還 スリランカ調査緊急報告会」 (RAFIQ 15/2/15)
       山村淳平医師が送還されたスリランカ難民を現地調査
  12・28「入管死亡事件に関する学習会と強制送還に関する緊急報告会」 (RAFIQ 14/12/28)

 【他支援団体の声明等】

  【抗議声明】スリランカ・ベトナムへの集団送還について (14/12/30 仮放免者の会(PRAJ))
      外部リンク

★ 報道
  急ぐ入管 裁判侵害? 強制送還のスリランカ人 難民認定求めたのに…
         (15/2/12 東京新聞)
  【日本の議論】合点がいかない「不法滞在者の強制送還にチャーター機、
    年間3000万円」の国費負担…それでも法務省が「実はコスト安」という“内実”
      (2015/1/16 産経新聞)  外部リンク
  繰り返されるチャーター便での集団強制送還
            〜人権無視の入管行政、スリランカとベトナムへ32名
     (14/12/26 レイバーネット・西中誠一郎氏) 外部リンク
  Japan deports dozens of Sri Lankan, Vietnamese asylum seekers
      (14/12/20 Japan Times) 外部リンク   日本語版
  不法滞在32人を一斉強制送還 チャーター機で、法務省 (14/12/20 日本経済新聞)
      外部リンク
  強制送還:スリランカ人ら32人 (14/12/20 毎日新聞)

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● 2回め タイ人50人 チャーター機による一斉送還  (2013/12/8)


● 直接、法務省にFAXを送付して下さい   FAX 03-3592-7393
     ※ 特に期限を設けておりません

法 務 大 臣 殿

【緊急署名】タイ人のチャーター機による一斉送還に抗議します

12月8日、50名ものタイ人が入国管理局のチャーターした飛行機によって、タイへ一斉に強制送還されました。日本に慣れ親しんだ方もいらっしゃったでしょうし、何よりもアジアからのビザを緩和し観光客を多く受け入れているにもかかわらず、このような暴挙は許しがたいです。

このような送還の仕方は、著しく人道的配慮を欠き、到底認められるものではありません。
入管が、日本での生活を壊し、家族から切り離し、その人々の人生を狂わせる権利を有しているとは思えません。私たちはこのようなやり方に怒りを感じています。

今後はこのような強制送還を一切やめ、当事者の意思を尊重し、対応されるよう切に願います。

2013年12月

RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
    569-0078 高槻市大手町6-24
    Fax:072-684-0231
  署名用紙は こちら (PDF) ※ 署名用紙には最大5人まで署名できます。

★ 関連web
  チャーター機によるタイへの一斉送還に対する抗議声明
    (13/12/11 移住労働者と連帯する全国ネットワーク)  外部リンク
  チャーター機による送還忌避者の送還等に関する質疑について
     法務大臣閣議後記者会見の概要  (13/12/10 法務省) 外部リンク
  【抗議の呼びかけ】タイ人に対する一斉無理やり送還について
  
  (13/12/9 仮放免者の会) 外部リンク
  タイ人約50人チャーター機で強制送還 (13/12/8 NHKニュース)

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● 1回め フィリッピン人75人 チャーター機による一斉送還
  (2013/7/6)


● 直接、法務省にFAXを送付して下さい   FAX 03-3592-7393
   ※ 特に期限を設けておりません

法 務 大 臣 殿

【緊急署名】フィリピン人のチャーター機による一斉送還に抗議します

7月6日、75名ものフィリピン人が入国管理局のチャーターした飛行機によって、フィリピンへ一斉に強制送還されました。テレビニュースでは、25年もの長きにおいて日本に在留し、生活基盤を築いていた人がインタビューに応じていました。中には難民申請者もいると思われ、また、日本人との配偶者もいたということです。

このような送還の仕方は、著しく人道的配慮を欠き、到底認められるものではありません。
入管が、日本での生活を壊し、家族から切り離し、その人々の人生を狂わせる権利を有しているとは思えません。私たちはこのようなやり方に怒りを感じています。

今後はこのような強制送還を一切やめ、当事者の意思を尊重し、対応されるよう切に願います。

2013年7月


集約先:RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
    569-0078 高槻市大手町6-24
    Fax:072-684-0231
  署名用紙は こちら (PDF) ※ 署名用紙には最大10人まで署名できます。

  チャーター機による送還忌避者の送還等に関する質疑について
   法務大臣閣議後記者会見の概要 (13/7/16 法務省)

  【イベント】8/10 第12回東西入管問題交流会
   チャーター機一斉送還により送還された人々への現地聞き取り調査の報告。

★ 支援団体声明等
  非正規滞在者をめぐる政策的課題−チャーター機によるフィリピンへの集団強制送還を受けて−
  13年12月 移住労働者と連帯する全国ネットワーク、日本カトリック難民移住移動者委員会 発行
   外部リンク PDF
  フィリピン人75人の成田空港からの集団送還(7月6日)に関する実態調査
   −人権・人道上の問題が浮き彫り    2013年8月 ヒューライツ大阪 外部リンク
  チャーター機を用いたフィリピン人75名の強制送還にかんする共同声明(日本語訳)
  (13/8/27 日本カトリック難民移住移動者委員会(JCaRM)ほか3団体) 外部リンク PDF
  入管による一斉無理やり送還に抗議します (13/7/6 仮放免者の会) 外部リンク
  【転載】同意なきチャーター便強制送還への非協力を求める要望書
  (仮放免者の会) 外部リンク

★ 報道
  フィリピン現地調査で明らかに――問題ある強制送還 (13/8/27 週刊金曜日) 外部リンク
  フィリピン人強制送還、日本人医師が聞き取り調査 (13/7/29 TBS)
  フィリピン人強制送還者、日本政府に日本に戻すことを要求
       (ABS−CBN ニュース 13/7/26 共同通信
         Pinoy deportees call on Japanese gov't to let them return 翻訳版)
  比の強制送還者、入管対応を批判 「トイレでも手錠」 (13/7/26 中日新聞)
  不法滞在のフィリピン人75人、チャーター機で一斉送還 (13/7/6 TBS)

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RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
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TEL・FAX:06-6335-4440    Mail:rafiqtomodati@yahoo.co.jp
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