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● なんみんFAQ

  そもそも「難民」って何?
  どんな国から来ているの?
  日本で難民として認められるには?
  日本でどれくらい難民がいるの?
  難民認定されなかった人はどうなるの?
  収容されたらどうなるの?
  仮放免された人はどうしているの?
  収容場所はどんなところ?
  難民申請者の生活はどうなっているの?
  私にできることは?
  一般市民が難民支援しても何も変わらないんじゃ?


  そもそも「難民」って何?
 「難民」とは、「難民条約」(日本は1981年に批准)や「難民議定書」によって決められています。
 そこには、
  1. 自分の国(国籍国)の外におり
  2. 人種、宗教、国籍、特定の社会的集団の構成員であること、または政治的意見を理由に
  3. 迫害を受ける十分に理由のある「恐れ」が存在するため
  4. 国籍国の保護を受けることができない、または、国籍国の保護を受けることを望まない
 つまり、
  1. 生まれた所や、自分の政治的な信念などのために
  2. 自分が迫害されるという恐怖心を持っていて、
  3. 自分の国から守ってもらない、または守ってもらいたくない、
  4. 自分の国の外にいる人。
 だから厳密に言うと、「戦争で逃げている人」は、「条約難民」ではないけれど、「人道的」に難民としてのステータスを得ています。
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  どんな国から来ているの?
世界のいろんな所から1年間に何百人という難民が助けを求めて日本へ逃げてきています。

―日本への難民申請をしている人の出身国
アジア:アフガニスタン、パキスタン、ビルマ(ミャンマー)、インド、インドネシア、スリランカ、中国、北朝鮮
中近東:シリア、イラン、イラク、トルコ
アフリカ:スーダン、エチオピア、シェラレオネ、リベリア、コンゴ、ウガンダ、ナイジェリア、エジプト、ガーナ、カメルーン
詳しくは、法務省「平成27年における難民認定者数等について」の別表1の3番4番をご覧ください。
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  日本で難民として認められるには?
日本政府に難民認定の申請をします。申請場所は入管以外に空港など入国時に申請できます。申請者に対して、「難民条約」(世界のきまりごと)と「出入国管理及び難民認定法」(日本のきまりごと)にもとづいて、法務大臣が決定します。(難民認定といいます)
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  日本でどれくらい難民がいるの?
ほとんど受け入れられていません。日本が難民条約に加入して2016年で35年がたちました。2007年まで毎年1000人未満の難民申請者数でしたが、2008年からは1000人を超し、2015年は7856人の方が申請しました。しかし認定されたのはたったの27人。全体数でも660人しか難民認定されていません。(人数はすべて法務省)

日本の難民申請者と認定数
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  難民認定されなかった人はどうなるの?
 日本で難民申請が不認定になった人には、「あなたは難民ではないので、自分の国に帰ってください」という意味をもつ「強制退去令書」というものが出されます。
 そして速やかに「強制送還」させるために、入国管理センターに収容されてしまいます! 関西では大阪市南港にある「大阪入国管理局」というところです。

 また、多くの人が「難民不認定処分取消訴訟」という裁判を起こします。「私は難民なのに、難民不認定という処分はオカシイ!」という裁判です。その裁判は、とても長い時間がかかり、彼らのほとんどは「収容されたまま」裁判を闘います。
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  収容された人はどうしているの
 難民申請者は、送還されれば母国で迫害の恐れがあるかもしれなく、収容所の中で毎日不安な日々を送っています。
 支援者が収容中の難民申請者に面会し、難民となった経緯から聞き取り調査をし、現状の状態を把握しながら、仮放免支援や法的支援を行います。
 仮放免には「仮放免保証金、仮放免保証人、仮放免後の住まい」などの条件を満たし、仮放免申請を入管に提出することが必要です。
 それらを満たすために、長期収容になり健康を害し、収容に耐えられなくなった人もいます。
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  仮放免された人はどうしているの?
 仮放免とは、前項で挙げた条件を満たすか、母国に帰ることを条件にするかして、一時的に収容を解かれることです。
 仮放免後も基本的に月一度の入管への出頭、居住する府県以外の移動の制限(府県外へ移動するには入管の許可が必要)、就労の禁止など、最低限の生活する権利が認められていません。
 収容中の病気を治そうにも、健康保険が加入できないので、全額負担になります。
 ほとんどの人が、支援者や支援団体に支えられてようやく生活しているのです。

 ちなみに難民認定や在留特別許可されたら、入管への出頭は最低1年に1回程度になり、その他の制限がなくなります。それ以外の経済的な支援は何もありません。
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  収容場所はどんなところ?
 関西では大阪市南港にある「大阪入国管理局」というところに収容されます。部屋では、食事や医療レベルの低さ、壁に囲まれ、外の見えない環境です。そして何よりも、いつまで続くか分からない「無期限収容」が難民申請者を追いつめています。
 大阪入国管理局の収容は長くても半年くらいの施設なので、母国に帰れない難民申請者は収容の長期化が懸念されます。2015年までは茨木市にあった「西日本入国管理センター」という長期収容になってしまう人を移送していましたが、現在は閉鎖されたので大村収容所(長崎県大村市)に移送されてしまう人も出てきています。
 難民申請者に限らず長期収容者の多くが頭痛や胃痛、不眠を訴えており、精神的にも不安定になっているのが現状です。

 私たちは長期収容者を6ヶ月以上収容されている人としています。
  「移住連:省庁要請(仲介:辻元清美衆議院議員)により提出された資料(2006年11月)」を見ていただくと分かりますが、、状況的にはほとんど変わりません。
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  難民申請者の生活はどうなっているの?
日本においては2015年から支援団体と一緒になり、空港からの難民申請者に対し、収容代替措置のパイロットケースを始めています(住居支援)。しかし、その対象者はごく限れらているので、多くの難民申請者は国からの援助がほとんどないのでとても苦しい生活をしています。

難民申請者への生活援助

 アメリカ(2012)
一次審査所要時間:6ヶ月
就労許可:難民申請後、6か月後に就労許可を得ることができる。
生活援助:ケースワーク、収入補助(基本8か月)、就労支援、語学研修、その後5年までのOffice of Refugee Resettiiment (ORR)の各種プログラムが利用可能。

 日 本
一次審査所要時間:約1年
就労許可:なし。在留資格がある期間中に難民申請した人で申請後6ヶ月経過しても審査結果が出ていない場合に、在留資格変更申請をすれば、難民認定申請の(異議申し立て)結果が出るまで、就労が認められる。
生活援助:難民事業本部から一定期間1日1500円(+一定額までの住居費、一定額までの医療費)が支給される。審査あり。それ以上は支援団体に頼るか自立するしかない。

 ドイツ(1997)
一次審査所要時間:1ヶ月
就労許可:あり。12ヶ月結果が出ない場合は許可する。
生活援助:受け入れ先を出た後は食券と援助金が与えられる。

 イギリス(1996)
一次審査所要時間:1年
就労許可:あり。6ヶ月間結果が出ない場合は許可。(EU諸国半数も同様)
生活援助:食券(毎月240ドル)と現金(120ユーロ)
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  私にできることは?
いっぱいありますよ!
  1. 知ったことをできるだけ多くの人に教えてあげよう! そしてこのことについてみんなで話そう!

    知ることが一番大事!
  2. 入管に面会にいってRAFIQ(友達)になろう!

    どんなにしても日本人で日本国籍を有する限り、収容されないこの場所を見ておくことは大切。そして、そこにいる人たちの話を少しでも知りましょう。
    面会によって、狭い居室空間から出られる。被収容者にとっても外部の人との接触で気分を転換できる唯一の時間です。その時間、空間を共有しましょう。
    ※ 面会は平日のみで、運転免許証や学生証など、身分証明証が必要です。

    RAFIQでは毎月第2火曜日(基本)に面会活動を行っております。
    初めての方には「入管問題初級講座」付き。日にちが合えばぜひご参加下さい。
    詳しくは「大阪入管に収容されている難民に面会しませんか?」を。

  3. 難民カフェや勉強会、学習会に参加してみよう! 裁判を傍聴しよう!

    支援者の声、難民申請者、仮放免者の生の声を聞いてください。
    RAFIQ初級難民講座 難民について知りたい」を定期的に開いています。
    難民カフェはRAFIQも入っている「ネオ難民カフェネットワーク」が主催しています。
    毎月第3火曜日、大阪中崎町のカフェ「天人」で開催されています。(トップページに案内しています。)

  4. お友達同士で集まって、RAFIQスタッフを呼んで、出前勉強会を開こう!

  5. RAFIQでボランティア登録しよう!

    通訳や翻訳ができる方、RAFIQや世界難民の非集会などのイベントでイベントスタッフ、チラシ配り、ビデオ撮りや写真撮影ができる方など常時募集しています。
    「初級講座 難民について知りたい」を受講されて、どういったボランティアができるのか、その際の注意点は?など受講後のボランティア説明会にぜひ参加してみてください!詳しくはこちら
  6. いっそのことRAFIQに入ろう!!

    入会していただければ、いろいろな新しい情報が手に入ります。
    入会案内はこちら
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  一般市民が難民支援しても何も変わらないんじゃ?
知った人が動かないと状況は変わりません。今まで一般市民が行動することで世界は変わってきたのです。 この状況を変えるのは、難民申請者や入管に収容されている人、また、対象者ではありません。日本国籍を有する私たちです。言いかえれば、私たちが難民申請者や外国人とどう付き合うか、世界の人々とどう付き合っていくのかを問われているのです。これは、私たちの問題です。

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RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
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