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● ロヒンギャ難民キャンプに学校設立 館林のアウン・ティンさん
 (18/2/3 上毛新聞)


 ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャ約65万人が難民となってバングラデシュに避難している問題で、在日ビルマロヒンギャ協会幹部のアウン・ティンさん(49)=群馬県館林市=が、同国南東部のクトゥパロンの難民キャンプで設立準備を進めていた小学校が開校した。

◎感無量「これまでの活動無駄じゃなかった」

 1月16日に開校し、約400人の子どもが5人の教師から英語やミャンマー語、算数などを教わっている。開校式に出席したアウンさんに、子どもたちは感謝の言葉を口にし、「将来は人を助ける仕事がしたい」「平和のためにたくさん勉強する」と夢や抱負を話したという。

 アウンさんは家族や居場所を失った子どもが人身売買の標的にされたり、テロ組織の勧誘を受けることを懸念し、現地にいる親戚の協力を得て自費で学校を建築したり教材を工面した。子どもが元気に勉強する姿を見て、「笑顔を見られて本当にうれしい。あてもなくふらふらしている子どもがほとんどいなかった」と胸をなで下ろした。

 ミャンマーで民族対立が激化した昨年8月以降、河野太郎外相が今年1月に外国政府要人として初めてラカイン州を視察。難民の帰還支援のためにミャンマー政府に多額の資金協力を表明した。協会はロヒンギャの人権問題解決に向けて外務省に要望を定期的に伝えていたこともあり、アウンさんは「これまでの活動が無駄じゃなかった」と喜んでいる。

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