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● シリア難民を拒絶する人々は 過激主義者の同盟者である(国連高等難民弁務官)  (15/12/22 Japan Tims)


  原文「People who reject Syrian refugees are allies of extremists: U.N.」(この記事はログインが必要)より

Reuters

シリア難民を拒絶する人々はISの戦闘員や他の過激主義者のベストの同盟者である、と国連難民高等弁務官は月曜日に述べたが、それは米国の共和党大統領候補であるドナルド・トランプ氏が外国のムスリムの入国禁止を提案したことに続くものであった。

約5年に及ぶ内戦から430万人以上のシリア人が逃れた。国連難民高等弁務官のアントニオ・グテレス氏は国連安保理事会で、命からがら逃れたという彼らの恐怖は非難されるものではない、と述べた。

「シリア難民を拒絶する人々、とりわけムスリムであるからと言って拒絶する人々は、過激主義者のプロパガンダと参加呼びかけのベストの同盟者である、とグテレスは、トランプや何人かの米国州知事や欧州の首脳を強く非難した。

民主党大統領候補のヒラリー・クリントン氏は土曜日に、ISはトランプ氏の表現を使って過激なジハードのための戦闘員を募集している、と語った。トランプ氏は彼女の主張を拒否し、彼女を「嘘つき」と呼んだ。

シリアの戦争の混乱の中で、ISは多くの地域を奪い取り、カリフの統治を宣言した。過激主義者グループは、11月13日の死者の出たパリでの襲撃は自分達がやったと述べ、更には12月2日の南カリフォルニアでの大量銃撃を実行した夫婦がそれにフォローした者だと述べた。

これらの襲撃は、欧州と北米の政治家による警告の引き金になったものであり、その地域の国々は、もし厳しい認定なしに難民を受け入れればその中に危険な過激主義者がいるという大きなリスクに直面することになる。

数人の米国国務省役人は、2016年11月の選挙にむけての共和党のトップ候補のトランプ氏が外国人ムスリムの米国入国禁止を要求している間は、シリア難民に対するドアを閉めることになるだろうと語った。

「最近、聞こえてくる言葉にもかかわらず、難民はこのような恐怖の一番の犠牲者であって、恐怖の原因ではない、ということを我々は忘れてはいけない」とグテレス氏は語った。「彼らは命を懸けて逃れてきており、その脅威を非難することはできない」。

「確かに、テロリストが難民の中に入り込もうとする可能性がある。しかし、この可能性は全てのコミュニティに存在しているものであり、最近の事件が示しているように、自国内で育った過激主義者の方がはるかに大きな脅威である」と彼は述べた。

また彼は、国連の調査で欧州に逃れた120万人のシリア人の内、86%は高校を卒業しており、ほぼ半数は大学に入っていると述べた。

「シリアは大量の頭脳流出に直面している」とグテレス氏は語った。彼は今年末に退任することになっている。「このような大量移動によって、将来における紛争解決後のシリアの再建は破壊的な結果になるだろうと想像される」。

 (翻訳文責:竹垣)

  原文「People who reject Syrian refugees are allies of extremists: U.N.」(この記事はログインが必要)より

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