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● 難民申請者 冊子に経歴 出入国経緯など 入管が無断記載
  (09/5/13毎日新聞夕刊)


 法務省入国管理局が、難民認定申請者の出入国日や政治活動歴などの情報を、本人の同意を得ずに冊子に記載して関係機関などに配布していたことが分かった。申請者は匿名だったが、難民不認定の処分理由としてこうした情報を詳述。支援団体は「冊子を読めば(申請者の)本国に難民申請の事実を知られる」と指摘しており、日本の難民行政の姿勢が問われそうだ。
 難民認定の分析などをまとめた「難民認定行政―25年間の軌跡―」。日本の難民条約加入から25年となる06年、日本語版(37ページ)と英訳版(33ページ)を計4000部作成。法務省ホームページでも両方を公開していたが、現在はともに削除して閲覧できなくなっている。
 情報を記載されたのはパキスタンやクルド出身者ら5人(英語版は1人)で、出入国の経緯や本国での血縁関係、政治活動歴などが具体的に書かれている。なかには、出入国の日付や本人がかかわった裁判について詳述した例もあった。
 政情不安などから出国して来日した難民申話者は、母国にいる親族に被害が及ばないように、日本から連絡を取る際も現地の知人を介するなど細心の注意を払っているケースが一般的だ。
 入管局は、本人同意を得ずに記載したことについて「個人を特定できない記述にしている」と説明。ホームページから削除したことについては、ホームページの更新時期だったためとしている。
 しかし、市民団体「移住労働者と連帯する全国ネットワーク」(東京都文京区)は昨年12月、入管局との協議で「(匿名でも)難民申請者が特定される恐れがあり、本人を危険にさらす」などと指摘している。
   【坂口雄亮】
移住連によりますと、12月の協議では入管局は謝罪し、削除を確約したとのこと。
支援者有志が難民認定室に確認すると、つくば市の公文書館に移したとのことで、そのページが削除されているかどうかは09年5月現在未確認です。

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