RAFIQ Magazine 2019年2月号

2月2日(土)、3日(日)に関西最大級の国際協力のお祭り、ワンワールドフェスティバルが行われ、RAFIQも出展&UNHCR協会と共同で難民キャンプの展示を行いました。

年齢層を問わず、様々なバックグラウンドの方にお越しいただき、後日なんみんハウスやRAFIQが主催している講座に来てくださる、との嬉しいお言葉もいただきました。

今月号の記事にもありますが、人権賞の受賞といい日本の難民問題への関心や認知度が高まっているように感じます。今月も、ぜひ最後までご覧ください。

目次



1.大阪弁護士会人権賞受賞!

カテゴリ1
(写真:受賞理由が具体的に書かれた人権賞表彰状)


RAFIQが人権賞を受賞しました。
これは大阪弁護士会が人権活動に貢献した市民、団体を表彰する賞で、今年で18回目、過去には20団体が受賞しています。

1月19日(土)に大阪弁護士会主催の「人権×まつり」というイベントがあり、そこで人権賞授賞式も行われました。

最終選考に残った4団体の紹介があり、田中共同代表は日本の難民受け入れの現状、RAFIQの主な活動、収容中や仮放免の人たちの苦しい状況などを話しました。

選考委員長から授賞理由が説明されましたが、日本では関心の低い難民を、草の根レベルで一般市民が継続して支援していること、法的支援、生活支援、市民啓発活動、政策提言などを幅広く行っていることが評価されたようでした。

いただいた表彰状にも、一般的な決まり文句ではなく、授賞理由が非常に具体的に書かれていて嬉しく思いました。

また、副賞として30万円をいただきました。難民支援のため、そして難民問題への関心や理解を高めるためにこの副賞をどのように使わせていただくか、さっそく慎重に検討します。

「難民と一緒に暮らせる街」に向けた活動をさらに一歩進めていきましょう。


2.全国難民支援者会議に参加して

毎年、全国から難民支援者が参加してFRJ(なんみんフォーラム:RAFIQはメンバー団体)主催で全国難民支援者会議が開催されています。

2018年度は2019年1月21日(公開講座で90名参加)、22日(FRJ会員のみで30名参加)に東京で開催され、RAFIQより3名が出席しました。

今回の会議のテーマである「難民認定申請者の保護と収容」について日英を比較検討するため、イギリス最大のNGOであるイギリス難民評議会のアンディー・ヒューイット氏が招かれ、両日に渡りイギリスの庇護手続き等が講演されました。

また日本のNGOやUNHCRのスタッフ、弁護士等により日本の問題点が話されました。

イギリスにおける難民認定申請者の保護内容や収容の実態は人権が守られているという点で、日本とは比べようもありません。

ただ印象に残ったのは、イギリス政府も当初から難民保護に理解があったわけではないこと、難民評議会を中心に多くのNGOが参加するフォーラムが結成され、そのフォーラムがイギリス内務省(日本の入国管理局に相当)と定期的な会合を重ねて改善されてきたことです。

日本においても個々のNGOが力をつけつつ、いかに結集していけるか、そして日本の貧弱な保護制度をいかに改善していけるかが、今後の大きな課題であると思われます。


3.LUSH「チャリティポット」にRAFIQ ver.が登場!

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(写真:チャリティポットを購入した会員から早速写真が届きました!)


LUSHのチャリティ活動の取り組みの一つとして、現在世界36カ国で販売されている「チャリティポット」に、このたびRAFIQバージョンが登場しました。

売上げの全額(消費税を除く)は、社会課題の根本的な解決に取り組む小さな草の根団体に寄付・助成されます。

これまでRAFIQでは、LUSH天王寺ミオ店、難波パークス店さんと「チャリティパーティ」というイベントを各店舗内で開催し、来店されたお客様に日本の難民問題を知っていただく取り組みを一緒にしてきました。

なんみんハウス前ですてきな笑顔を見せてくれているのは、RAFIQメンバーです。
ぜひ店舗で探してみてください!

LUSHのチャリティポットの詳細はこちらから。


4.緊急支援:なんみんハウスのトイレ改修のためのご寄付をお願いいたします!

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(写真左:洗面所の様子、中央:トイレの様子、右:トイレが狭くドアに膝があたっている)


なんみんハウスは築50年ほどの古民家です。トイレはもともと和式でしたが、なんみんハウスになるずっと前に洋式便座に取り替えられました。

ところがやはり狭く、トイレのドアに膝があたり、なかには足を上げたまま使用しなければならない方も…。

このような状態で2年以上なんとか使ってきました。しかし、RAFIQのシェルターには現在2名の難民が入居しており、このような不便な状態では、スタッフも含め皆が日々のストレスにもなる、ということで、このたびトイレの大改修を決めました。

しかし私たちは全員が市民ボランティアの小さな団体です。2名のシェルター入居によって光熱費なども高騰しているいま、ギリギリの予算で日々事務所の運営をしています。

つきましては緊急支援として、皆様に、トイレ改修に向けてのご寄付をお願い申し上げます。

ご寄付受付期間 2月18日(月)〜3月31日(日)
ご寄付方法   郵便局(ゆうちょ)
        店名:四三八 店番:438
        口座番号:6677668
        口座名義:RAFIQ

 ※「トイレ改修のためのご寄付」とわかるように、RAFIQまでメールでご連絡をいただきますようお願いいたします(ご氏名などは公表いたしません)。

 ※事務所に直接持参していただくこともできます。「対話型国際平和サロン(トピック6参照)」のRAFIQブースでも受け付けます。


5.難民関連ニュース:大阪入管で同意なく7本以上抜歯

大阪入国管理局(大阪入管)に収容中の韓国人男性が施設外の歯科医院で同意なく7本以上抜歯されるという事件が起きました。

被害者の男性が難民認定申請をしていたかどうかはわかりませんが、大阪入管の医療問題は未だ改善されていないことがわかります。

大阪入管に収容されている難民の命にも関わる問題なので、引き続き注視したいと思います。

「同意なく7本以上抜歯」 大阪入管収容者、提訴
(19/1/19 東京新聞)


6.知ってみよう 考えてみよう 日本に住む難民!@高槻

カテゴリ6
(写真:対話型国際平和サロンのチラシ)


もし、あなたが紛争や人権迫害があり逃げなければならなくなったらどうしますか?

「平和」な日本に助けを求めてきた難民に出会い、話をきき、一緒に考えてみる。そんな「対話型国際平和サロン」を大阪・高槻市で開催します。

あなたの身近なところにも実は難民の人が暮らしているかも…
いろいろな事情で故郷に帰れないだけでなく、難民であることを公表できない場合が多いのです。

「難民って何?」に答える展示や映像、アフガニスタン難民の方の体験談、そして参加者も一緒にグループトーク。
難民支援ブース、こどもコーナー、カフェもあります。
難民に出会う一日、どうぞご一緒に!

日時:2019年2月23日(土)11:00~17:00
会場:高槻現代劇場文化ホール2階展示室(阪急高槻市駅から徒歩5分)
参加費:999円
詳しくはこちらから。
(RAFIQ高槻支部:谷川)


7.課外活動レポート:難民支援センターでの実習

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(写真上・左下:難民・移民支援センターの様子、右下:三田さんのデスク)


RAFIQ会員の三田さんが、大学の授業の一環で行われたアメリカの難民支援センターでの実習を報告してくれました。
日本だけでなく、海外での様子を知る良いきっかけになると思います。

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私はアメリカのミズーリ州にあるLindenwood University(リンデンウッド大学)の学士過程で4年間社会福祉(social work)を専攻し昨年12月に卒業しました。
この学部では最終学期3ヶ月半の間に近隣の福祉施設で400時間の実習が必須で、私はセントルイスにある難民・移民支援センターInternational Institute of St. Louisにて毎週30時間働きました。

このセンターは約100年近く難民・移民に対する多岐にわたる支援をしています。事業は英語クラスからアメリカ文化のオリエンテーション、住居やビザサポート、職業紹介、精神面のケア等です。

私の業務内容は健康保険のコーディネーターでした...

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 RAFIQ Magazine 2019年 2 月号 2019年 2 月 22 日発行

 発行:在日難民との共生ネットワーク RAFIQ
 ホームページ: http://rafiq.jp
 お問い合わせ:TEL・FAX:06-6335-4440
        rafiqtomodati@yahoo.co.jp