| 平成22年3月12日 |
法務大臣 千葉 景子 様
西日本入国管理センター所長 様
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西日本入国管理センターの被収容者
の人間としての権利を守るための
緊 急 要 請
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平成22年3月8日、西日本入国管理センターの被収容者約80人(男性収容ブロックの全員)が、下記の訴えの下にハンガーストライキを決行せざるを得なくなりました。
被収容者の多くは、難民申請者であり、あるいは正規の滞在資格がないといわれるが国内に家族がいる者たちなどで強制送還によって人間としての生活が破壊されてしまう人たちです。
法務省は、これらの人たちが逃亡する恐れなどがないにもかかわらず、外部と隔離され、スリガラスで覆われた部屋と施設に拘禁しているのです。強制送還されれば、本国で迫害されるという恐怖、家族と引き裂かれるという苦悩の下で、このような密閉施設に先行きもわからず、収容され続けることが(既に2年を超えている人もいる)、いかに過酷なことであり、被収容者の心身を蝕んでいく措置であるかは誰の目にも明らかです。
国連拷問禁止委員会からも期限のない収容はすべきでないとする勧告があり、これまでにも体調を崩し自殺者が出ているにもかかわらず、いままた同じような状況に至っているのです。今回の被収容者の訴えは、幾人かの被収容者が言うように「このような状況が続くなら死んだ方がましだ」という必死の覚悟で行われているのです。西日本入国管理センターは、狭心症でかつ3ヶ月近く190〜200もの最大血圧値が続く者、うつ病かつ3ヶ月も発熱がつづき自力歩行困難な者、外部の専門医に1年近くも受診させず膀胱が通常の2倍以上にはれ上がり病状が悪化した者、不正出血が1年も続いていても適切な診療がされていない女性被収容者、無期限長期収容で精神が破綻寸前の者、これら明らかな収容継続不適格者の仮放免申請さえをも次々と不許可にしてきました。無期限収容という重圧の中で適切な診療が受けられず 強制退去執行の恐れとすべて管理されている状態の下で、事実上訴えるすべがなくやむを得ず行った行為は、規則違反として抑圧し懲罰的な隔離室処分にすることによって解消される問題ではありません。人間としての理性と健康を破壊していく現在の仕組みを改めない限り、人間に対する侵害を人権擁護を所管する法務省自体が意図的に行っていることになるのです。
私たちは、今回の被収容者による6項目の訴えは、極めて正当なものだと考えています。法務大臣並びに西日本入国管理センター所長が、真摯にこれらの訴えを受け止め、人道と人権尊重の立場に立って、直ちに改善措置を講じられるよう、強く要請します。
特に直接管理責任がある同センター所長には、健康状態が悪化している被収容者に対する仮放免と被収容者代表者との話し合いを直ちに行うよう求めます。
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被収容者の訴え
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- 収容所で病気が悪化する前に仮放免すること
- 長期収容により精神的に疲れ自殺する前に放免すること
- 手続が長くなる人に対しては手続をする間に放免すること
- 難民申請をする人に対しては難民申請中に放免すること
- 裁判をする人に対しては裁判中につまり裁判が始まった時点で放免すること
- すべての調べは6ヶ月以内に終わらせ決定を出すこと
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入管問題かんさい支援ネットワーク
(構成団体)
RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
西日本入管センターを考える会
日中友好雄鷹会大阪府本部
TRY(外国人労働者・難民とともに歩む会)
日本ビルマ救援センター
(賛同団体)
大村入管被収容者を支える会
アジェンダ・プロジェクト
難民を支える会・福岡
NGO人権・正義と平和連帯フォーラム・福岡
RAWAと連帯する会
ウラニウム兵器禁止条約実現キャンペーン
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