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● RAFIQ 16周年総会 ~難民と一緒に暮らせる街に~ 報告


総会案内  2016年度活動報告  2016年度会計報告(pdf)  2017年度活動方針
当日配布資料(pdf)  なんみんハウス WEB

活動報告・方針を説明する共同代表 若手グループ「GLORRY」のメンバーによる活動報告
「憲法から考える難民問題」
講師はRAFIQ共同代表
グループに分かれ、
ワールドカフェ「難民認定をしてみよう」

皆さんのご支援で支えられて来たRAFIQもこの9月で16年目に入ります。
11月12日の総会の参加者は21名でした。お忙しい中参加されたみなさんありがとうございました。

RAFIQのこの1年での大きな変化は、2016年10月1日に新事務所「なんみんハウス」がオープンできたことでした。これは、市民の方からの善意の申し出によって実現できたことであり、「いつかは単独の事務所を持ちたい」と思っていたRAFIQにとって突然の朗報でした。

これまで高槻市にあった事務所「みんなの家」はRAFIQ単独の事務所ではなく、常駐もできませんでしたが、2008年から「みんなの家協議会」の皆さんの協力で、1室をシェルターに充て、難民の住居支援も行ってきました。「なんみんハウス」のオープンによって、シェルター支援だけでなく、この1年でより多くの難民を支援することができるようになりました。また、支援者数が増加しました。

この1年の大きな変化
(1) 難民からのアクセスの増加。25ヶ国の難民を支援、89回の個別相談を実施。
 これまでは入国管理局に収容されている難民に面会してサポートすることが多かったのですが、事務所が出来てからは、難民本人から電話が来るケースも増えています。特に、大村入国管理センターや大阪入国管理局に収容されている方からの支援の要請が増えています。
 また、新聞にRAFIQの活動が掲載され周知されたこともあり、支援をされている日本人や外国人からの問い合わせもあります。
 なんみんハウスを中心に食料支援などの生活支援の体制も整ってきました。
 また、会員や市民からの支援物資も集まってきていています。

(2) RAFIQの初級講座、出前講座に340人が参加。イベントへの参加者の増大。
 難民初級講座「難民についてもっと知りたい」に、高校生から70代までの参加がありました。記事を企画しているマスコミの方にも必ず参加してもらっています。
 このことは難民問題を理解する市民が徐々に増えてきていることにつながっています。

(3) 難民支援のために必要としていた目標の会員数100人を達成。
 初級講座の参加者が増える中で、会員が120名になりました!新事務所での活動が増えたRAFIQを支える柱になってくれると思います。

総会では、活動報告、活動方針の他に、講演「憲法から考える難民問題」(RAFIQ共同代表 弘川欣絵)、ワールドカフェ「難民認定をしてみよう」を行い、難民問題への理解を深めました。

今後とも、ご支援をよろしくお願いいたします。

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● 2016年度(2016年9月~17年8月)活動報告


法的支援

総括:
 単独の事務所ができ、スタッフが在住できる環境が増えたことで、RAFIQにコンタクトしてくる難民が増加していることから、大阪入管面会、個別面談、裁判傍聴、その他の相談(電話、メール)も比例して増加した。また極力、一人ひとりに丁寧な対応を試みた。またボランティアの増加により、面会、面談、通訳、翻訳に関わる者も増加した。
 ただし従来からの4名の仮放免者は、依然として認定されず裁判所に提訴中であり、新規の難民申請者についても楽観できない者が多い。
関空からのATD(収容代替措置)の連絡はなかった。

成果:
  • 1年半の裁判の結果、アフガン難民に対し、判決前に和解して1年の定住ビザが下りた(17年6月)。
  • 大村センターの収容難民(イラン人)に仮放免申請し許可が下りた(17年1月)。ただし大村センターの別の収容難民(イラン人)の仮放免申請は不許可となり、スーダン人の仮放免申請を8月に提出。
  • RAFIQが周知されることでアクセスも増えてきて、従来の入管収容者に加え特定活動の申請者からの多様な国籍の方の支援ができるようになってきた。
課題(方針):
  • 引き続き個々の申請者に対し、丁寧な証拠探し・翻訳・提出を目指す。
  • また依然として法的支援に継続的に取り組むスタッフが不足しており、更に人材発掘・育成に注力する必要がある。その為、来年度は法的支援の実践講座を実施し、参加者の中から育成する。
  • 入管の収容が長期化しているので、大阪入管・大村入管の収容者についての、仮放免や法的支援を今後他団体とも連携して行う。

生活支援

総括:

2015年10月より、仮放免証に「就労及び報酬を受ける行為の禁止」と明記されるようになり、また2016年9月より、再申請者が就労不可になってきている、よりきびしくなってきた難民認定申請者の生活を保障していくことが必要になってきている。
なんみんハウスを拠点にして、「ふーどばんくOSAKA」からの食糧支援や支援物資なども届き支援がしやすくなった。

成果:
住所支援
  • シェルターへの入居は、1人だったが、ニーズはあり入管収容の難民や収容されていない難民からも「住居がほしい」という連絡は時々ある。
  • シェルターへの入居者は、RHQ(難民事業本部)につなげる事で、民間住居への転居が出来た。
  • 入居者については、できるだけ自立できるように関わるように、支援者向けの注意事項が必要。
食料支援
  • 「ふーどばんくOSAKA」からの食料支援があり、食料支援ができた。
  • 仮放免後の様々な同行、シェルター難民への支援、日常生活上の相談、日本語文書の翻訳 などを行った。
医療支援
  • 済生会吹田病院の無料低額医療制度などを利用し、医療支援を行なった。
  • 支援対象者以外でも、連絡があれば「仮放免者」は人道的に医療支援を行った。入管収容者から医療に関する問題を多く投げかけられたが、できるだけ診療を進め疑問の所は、調査し伝えた。
就労、就学支援
  • 就労についての相談が増えた。
  • 保育所、入学、大学などの就学支援も今後必要になってくる。
日本語支援
  • なんみんハウスでの日本語支援や日本語学習についての相談を行った。
  • 大阪入管の収容者からの要望に応えて、教材などを差し入れした。
  • 入管での日本語が実質的な共通語になっていて、個人差は大きいが、空港から直接収容され一度も日本社会に出たことがなくても、日本語でのコミュニケーション力が毎月驚くほど伸びている人もいる。
市民啓発

総括:
全体として、独自の事務所が持てたことで、市民啓発が大きく進んだ。
2016年10月1日のなんみんハウスオープンデーの報道が朝日新聞の夕刊の一面で掲載されたので、市民やメディアからの問い合わせが増え関心が広まった。認知されることで、共催の取り組みが広がり協力団体が増えた。基礎講座への参加も増えている。

成果:
  • RAFIQの主催・共催するイベント等への参加者が増大している。
    (RAFIQの難民講座、入管面会、出前講座に延べ336名の参加があった。11月から3月までの難民展には約6500人の参加があった。世界難民の日関西集会には180名の参加があった。)初級講座、入管面会は定員いっぱいになることが多い。
  • リーフレット・チラシ・HPなどを改訂したので、宣伝しやすくなった。
  • HP・TW・FBで情報などをできるだけ早く伝えるようにした。
  • 機関誌代わりのメルマガを毎月発行してRAFIQの活動を知らせるようにした。
  • リバティ大阪の協力で、初めて難民展を開催したが、広く多様な参加者が見に来てくれた。また多くの関係団体とのつながりが出来た。
  • アムネスティ日本、LUSHとの初めての共催が出来たので、このつながりを大切にしていく。
  • アムネスティの講演者だったインドネシアの難民団体と通じて、直後に起きた地震への支援金を直接送ることが出来た。
  • 事務所が出来たことで難民関係の資料室を作ることができ、難民に関心のある学生や市民の資料の利用が始まっている。
  • RAFIQが認知されることで、マスコミからの問い合わせや記事などが増えた。
  • 地域との関係に向け、自治会に参加した。一度もトラブルがなく見守ってくださっている。
政策提言 研究 研修

総括:
RAFIQは2009年より人道的な難民法改定に向けた取り組みを行っている。
また2012年からFRJ(なんみんフォーラム)に参加し、難民を支援する他団体と連携し、難民の直接支援と共に法改正に向けて取り組んでおり、研修などにも積極的に参加するようにしている。

成果:
  • 難民認定法改定の動きが昨年より法務省からも出ているので、主になんみんフォーラムの団体と協力しながら人道的な難民法へ改定の動きに協力している。東京での会議に参加している。
  • 難民関係の講演会や研修会に参加し、メルマガなどでの報告を行った。東京での開催が多いが関東のメンバーが参加し報告してくれている。
  • FRJ、全国難民弁護団会議、大阪難民弁護団、難民支援協会、名古屋難民支援室、移住連などの取り組みに協力、賛同を行った。
  • なんみんハウスでのミニ学習会や関東との意見交換会を行い、独自に実務の研修を行った。
  • 会員・市民の研修のために資料室を作り担当を置いたことで、蔵書が増えてきている。卒論などでの利用も始まっている。
RAFIQの運営、会員拡大

総括:
2012年度に、法的支援などもできるようになってきたので、RAFIQの組織を見直した。
重点に置くのは、「日本では難民への理解が少ない」なかで、「難民初級講座」でしっかり学んで難民を理解した人を増やすこととし、講座を毎月開催することにした。
会員のMLも2014年に会費を納入していない方を整理し、新しいものに替えた。また、それを支える会員100人を目指すことにした。
その結果、それまで20~30人の会員だったのが、2015年度は、会員が48名から86名に増加した。
2017年1月で100名になり、8月で120名になった。会員になってくれている方は、19歳から78歳までおりさまざまな方が参加してくれている。

成果:
  • 会員が86名から120名になり、当面の目標にしていた100名が達成できた。
  • 月1回運営委員会を開催し、支援対象者や活動内容の決定などをした。細部の報告などは、運営委員会のクローズのMLで行ったことで、増大した活動に対応している。
  • ボランティアの経験の中で、会員になる方も多い。
  • ボランティアメンバーの申し込書をリニューアルし、具体的にスキルなどを記入してもらう事にしたので、依頼がしやすくなった。いろいろな取り組みへの協力者が増えているが、日程などが合わない事も多い。
  • 若手の会「GLORRY」が結成されたので、今後の活躍が期待される。
  • 会員間の交流や活動内容がわかるようなMLには写真なども入れた報告を増やすようにした。TW、FBでも報告するようにした。
  • 個人負担を減らすように必要実費や交通費などを、主要に担当しているメンバーには払えるようになったが支援対象者も増えたので、活動資金は足りない。
  • 多くの方のご協力で新事務所「なんみんハウス」を開設することができた。古い家だったので修理の為のワークショップを8回開催し、開所できる状態にでき、関西での難民支援の拠点として活動を始められた。
  • 活動資金の増加のために、寄付募集やグッズを作成し、販売を始めたがまだ工夫が必要。

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● 2017年度(2017年9月~18年8月)活動方針


法的支援

<難民認定手続き支援>
  • 引き続き個々の難民申請から不認定取り消し裁判までの一連の支援を丁寧に行い、証拠探し・翻訳・提出を目指す。
  • 引き続き弁護士会の電話相談、難民の日に向けた弁護士会の取り組みなどにも協力し、弁護士を付け、打ち合わせに参加しフォロー体制つくる。
  • 再申請者の手続き等に関しての改悪が行われているので、有効な支援について検討や収集をおこなう。
  • 本人、弁護士と共に証拠探しやその翻訳を行う。翻訳・通訳については会員やボランティア登録者のレベルアップも考えフォローする。
  • 依然として法的支援に継続的に取り組むスタッフが不足しており、更に人材発掘・育成に注力する必要がある。その為、来年度は法的支援の実践講座を実施し、参加者の中から育成する。
  • ATD(収容代替措置)の対象者については、なんみんフォーラム、全国難民弁護団連絡会議と協力し対応していく。
<仮放免・入管支援>
大阪入管の収容が長期化しており、1年を超す人が増えている。また、仮放免が減ってきている。再収容者も増えてきている。
  • 月1回の大阪入管への定例の面会を行なう。必要であれば、定例以外の面会も行う。
  • 長期収容者は大村入管への移送が予想されるので、大村の支援者との連携を行う。
  • 難民の長期収容者を対象に仮放免支援をおこない、保証人、住居提供、仮放免後の支援などを行う。
  • 支援対象者のみでなく、要望があった難民や収容者への面会を行い、必要があれば支援を行う。
  • 入管の処遇や強制送還の問題などにも取り組む。
  • 大阪入管、大村入管共に収容が長期化しているので、収容問題にも取り組む。
生活支援
  • 引き続き就労資格のない「仮放免後の方」、入国したばかりで「特定活動で就労資格がない方」「再申請中の方」を重点に支援を行う。
  • 住居支援については「なんみんハウス」の2F2部屋を使い行う。
  • 「なんみんハウス」を中心にした様々な生活支援を行う。
  • ふーどばんくOSAKAと連携して食料支援を行う。
  • 済生会病院などと連携した医療支援を行なう。入管の医療問題などにも取り組む。
  • 就労支援、就学支援を行う。
  • RHQ(難民事業本部)の給付金が出るまでの当面の申請者への生活費についての検討を行う。助成金なども申請する。
  • 生活支援物資について、広く支援を呼びかける。
  • 在留カードのない仮放免者の身分保障のために「支援対象カード」を作成する。
市民啓発
  • 引き続き難民初級講座「難民についてもっと知りたい」を毎月第2土曜に開催する、修了者向けに「ボランティア説明会」を開催する。
  • 引き続き入管初級講座「入管ってどんなとこ?」を新規面会者対象に毎月第2火曜に開催する。
  • 難民初級講座のテキストを改定する。
  • 英語のホームページを充実させ、海外からもアクセスしやすい英語のページを考える。・「世界難民の日関西集会」「難民カフェ」「なんみんDAY」に協力する。
  • 「世界難民の日」を中心に、関西での難民関係のイベントを増やす。
  • 難民に関する学習会やイベントなども企画する。
  • 出前講座を広報し、チューターなども育成する。
  • 「なんみんハウス」を中心にした、会員・ボランティアの学習の場を設ける。
  • 「資料室」の充実と活用を考える。
  • 自治会に入り地域との交流に参加する、また交流の場を企画する。
  • 若手の会「GLORRY」が発足したので、様々な取り組みを行っていく。
  • その他、難民に関する様々な啓発活動に協力する。
政策提言 研修 研究
  • 難民認定申請数が増える中で、急速に進む制度「改悪」の内容について理解し、問題点を明らかにしていく。
  • なんみんフォーラム(FRJ)の加盟団体などと協力しながら、難民認定法改定の動きに応じて人道的な難民法への改定の動きに協力する。
  • 難民関係の講演会や研修会に積極的に参加し、会員の学習にする。
  • 必要に応じてRAFIQとしての意見を表明していく。
  • なんみんフォーラム、全国難民弁護団連絡会議、大阪難民弁護団、難民支援協会、名古屋難民支援室、UNHCR駐日事務所などと連携して取り組む。
  • 関西での難民支援の協力団体を増やし、連携していく。
  • 資料室を充実させ、活用できるように発信し、会員などが学習できるようにする。
組織運営 会員拡大
  • 会員は目標の100名を越したが、活動を支える数には足りない。初級講座や出前講座を基本にして、難民への理解と、会員拡大につなげていく。
  • 月1回の運営委員会で活動内容決定し、透明性のある運営を行う。内容についてはMLで報告する。
  • 活動を支えるために運営委員メンバーを増やす。
  • 専従スタッフが置ける体制に向けて取り組む
  • 会員やボランティアが増える中で、研修を増やし、ニーズに合った活動の場を考える。
  • 寄付の呼びかけや賛助会員の呼びかけも積極的に行う。
  • 難民支援を支える、様々な資金調達に向けた取り組みを行う。
  • 活動報告として月1回メールマガジンを引き続き発行する。

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● RAFIQ 16周年総会 ~難民と一緒に暮らせる街に~


昨年、高槻の合同事務所から、大阪・淀川東三国の一軒家に引っ越し、1年が過ぎました。
取材が増え、話を聞きに来る人や団体が増え、ボランティアや会員が増え、難民本人や難民を支援する人からの相談が格段に増えました。急激に増えたことで、逆に追いついていない状態のものが多々あります。それらを明らかにして、今後の活動に活かしていきたいと思います。

会員向けですが、会員でない方も当日会費を納めていただくことで会員として、参加できます。

RAFIQ 16周年総会 ~難民と一緒に暮らせる街に~

2017年11月12日(日)14:00~
国労大阪会館(JR天満駅下車すぐ) アクセス

内容:
【1部】
 2016年度(2016年9月~2017年8月)の活動総括
 2017年度 活動方針
 会計報告

【2部】
 講演:憲法から考える難民問題 講師 弘川欣絵(RAFIQ共同代表、弁護士)

【3部】
 ワールドカフェ

終了後、懇親会 (実費必要)。
 準備の都合上できるだけ総会と懇親会の予約をお願いいたします。
 予約はこちら (こくちーずのサイトに移動します)

会員の方はぜひ今期の年会費をお願いします。当日受付します。
・会費 年間(9月~翌年8月)
  一般3000円  学生1000円  団体会員5000円  賛助会員10000円


参加できない方(新規会員含む)は会費をこちらへ 詳しくはこちら

● 郵便局(ゆうちょ)
  店名:四三八 店番:438
  口座番号:6677668
  口座名義:RAFIQ

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RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
事務所:〒532-0002 大阪市淀川区東三国4丁目9-13 なんみんハウス
TEL・FAX:06-6335-4440    Mail:rafiqtomodati@yahoo.co.jp
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