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● リバティ大阪企画展:世界と『日本の難民について考えよう』
もっと知ろう! もっと考えよう!
―同じ時代 同じ地球に生まれたんだから―


11月19日(土)から、大阪人権博物館(リバティ大阪)ギャラリーなどを会場に、RAFIQ主体でリバティ大阪の企画展を行いました。
3月10日時点で、入館者6500人以上の方がご覧くださいました。
観覧いただいた皆さま、ありがとうございました。また、展示資料を提供していただいた諸団体の皆さま、ありがとうございました。

  概 要  関連イベント new!

2月15日より、「サダーカ」からシリア難民関連の写真・絵画等展示が追加(右下)。
2月より難民事業本部より、「タイ・ビルマ難民キャンプ」の写真展が追加(左下)。
1月25日より、ビルマ軍事政権下のタイ・ビルマ国境の人々の生活を描く絵画写真展が追加展示(右中)。
1月18日より、アムネスティ・インターナショナル日本から提供された、シリアの街の3Dトリックアート(部分 左中)。

1月11日よりアフガン関連が追加展示(右上)。アフガンの現地支援団体と、そして広河隆一さんの写真展。
11月下旬よりUNHCRの難民キャンプを展示(左上)

★ メッセージツリーにたくさんのメッセージをいただきました!
 
↑ 3月18日最終時点 ありがとうございました。
 難民展に寄せられたメッセージはこちら

【概 要】
期 間   2016年11月19日(土) 〜 2017年3月18日(土)
↑クリックするとpdfで
見ることができます
会 場 大阪人権博物館(リバティ大阪)ギャラリー
 アクセスマップ
開館時間 水〜金曜日 10:00〜16:00(入館は15:30まで)
土曜日 13:00〜17:00(入館は16:30まで)
入館料 大人500円(400円) 大・高生300円(200円)
小・中学生200円(100円) 65歳以上300円(200円)
障害者(介助者を含む)は無料
※( )内は、有料入館者が20名以上の団体料金
休館日 日・祝、月曜、火曜、第4金曜日、12/18〜1/10

展示構成  
  •  難民とは
  •  世界の難民の状況
  •  日本の難民問題
  •  広がる難民支援の輪
      11月30日(水)よリUNHCRのテントと1日分の食料を特別展示室で展示します
       1月11日よりアフガニスタン関連の団体により展示が追加されます。
       1月18日よりアムネスティからシリアの3Dトリックアート展示が追加されます。

主催:RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)/大阪人権博物館
後援:部落解放大阪府民共闘会議/ヒューマンライツ大阪/UNHCR/
   認定NPO法人難民支援協会/公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本/
   アフガン孤児支援ラーラ会/RAWAと連帯する会/
   公益財団法人アジア福祉教育財団 難民事業本部/日本ビルマ救援センター/サダーカ

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● 難民展 関連イベント内容等 (すべて終了しました)

  17/1/14(アフガン難民)    16/11/19(ビルマ難民)

★ 【講演会】「今日の難民問題、日本ができること」 (2,017/3/11 リバティホール)
講師:小尾尚子さん(UNHCR駐日事務所副代表・法務担当)

3月11日に行いました難民展関連企画はこれが最後となりました。
UNHCRの「グローバル・トレンズ2015」ビデオの上映のあと、「今日の難民問題、日本が出来ること」と題し、UNHCR駐日事務所副代表の小尾尚子さんがお話くださいました。

● 世界の難民の現状
(上)質疑応答で質問を聞く
小尾尚子さん(右)
(下)日本の難民問題を解説する
田中共同代表
  • リオ・オリンピックに参加した難民選手団の2人の背景
  • 難民はどこから、そしてどこへ? 今、どれだけの人が?
  •  「難民」の定義、「シリア、イラク、アフガニスタン、南スーダン、ソマリア」などからトルコ、パキスタン、レバノン、イラン、ヨルダンなど隣国が受け入れている。
  • 1日あたりここ数年3〜4万人、1分間に24人が難民となっている。
  • ボートで海をわたること(難民だけでなく移民も) → 移動の保護が必要
●難民の保護とは
  • 自国から保証されない基本的人権を、受け入れ国が自国に代わって守ること。
  • 申請者が如何なる状況であっても、受け入れ国は母国に送還してはならない(ノン・ルフルマンの原則)
  • 難民は難民キャンプにいる人より都市部にいる → 難民の現状が把握できず、特に子どもの児童労働や、教育を受ける機会が失われている。
  • 真の難民をいかに迅速に保護するかが問われている(自国に帰還したらどうなるのか) → 難民はぜい弱だからこそ、書類審査で保護決定を行うこと。
  • 難民の子は両親の祖国を知らない → 帰還させられないということ
●日本の難民問題
  • UNHCRの供出金第3位(約1億7350万ドル)
  • 日本に於けるUNHCRの役割
     関係省庁:法務省、外務省、文科省など13省庁
  • 研修:入管、NGO、弁護士、小〜大学、一般
  • 世界難民の日、難民映画祭
  • 日本の保護制度の問題点
     *包括的な「難民法」が必要であること → 認定手続の法律(出入国管理及び難民認定法)だけであり、保護に係る法律がない
     *収容代替措置(ATD)が確立されず、送還対象で収容されてしまうこと
     *2013年の専門部会の提言が実行されること(→されていない)。
     *第三国定住について
●日本でできること
  • 難民の生活における問題点 → 難民は「孤独」である。
  • 各方面からのアプローチ
     政府はしてこない。
     プライベート・スポンサーシップ(カナダが有名) → 難民支援協会
     大学の難民奨学生制度
  • 教育・就労の機会は難民が生き生きと輝き、夢につながっていくもの
  • 個人は「雪だるま方式」を → まず知り、知ったことを周りの人に伝えていくこと
● 質疑応答から
  • 知ることも大事だが、若い人は特に勉強してほしい。国際関係でなくていいから。そこから難民とつながることが出来る。
  • 難民と関わることは、彼らにも自らも学ぶことは多い。
  • 地域として関わることもできる。
  • 児童労働の件数は把握していないが、都市部の難民は生活の状況が厳しくなる。生活支援の提供により、減らすことは不可能ではない。
  • 1万人の難民申請者に対し、28人の認定数について、申請した人がすべて「難民」とは限らない。認定自体が的確であるかどうかもみることが必要だが、難民認定(決定)をする中で(入管から)情報が来ない。
  • 難民調査官へ研修 → テーマ別の研修などが増えている
    参与員への研修 → 新しく参与員になった人のみ
● 日本の難民問題とRAFIQの活動から(RAFIQ 田中)
  • 難民認定再申請時に以前申請したときと同じ申請理由の場合、就労資格をみとめない、地方入管に難民認定の権限を移すなど、不認定結果を「迅速に」処理するため運用の改悪が進んでいる。
  • なんみんハウスのオープン以来目に見えて関心度が高まっている。
  • 初級難民講座を受けた高校生らが中心になってチャリティコンサートの企画が進められた。
  • 世界難民の日集会(2017年7月2日、大阪市住まい情報センター)には、難民支援協会のプライベート・スポンサーシップの経過報告を聞く予定。
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★ アフガニスタン難民の話を聞こう! (2017/1/14 大阪人権博物館研修室)
主催:RAFIQ、アフガニスタン孤児支援ラーラ会、大阪人権博物館

Rさんの講演
訴訟について田中から解説
(上)Rさんの講演
(下)訴訟について田中から解説
2日前に講師を勤めるアフガン難民のRさんの記事が朝日新聞に掲載されたこともあり、80名弱の方が聞きに来られました。2人掛けのところを3人掛けにしてもらい、また椅子を出して対処されました。

Rさんは自作のパワーポイントを提示しながらお話されました。
まずはアフガニスタンの概要と1979年ソ連の侵攻からアフガンの難民問題が始まったこと、アメリカがロシアに対抗する集団に武器や資金を送り、ゲリラ(ムジャヒディン)闘争し、国内が荒廃、1989年ソ連が撤退し(その後ソ連崩壊、冷戦の終了)、武器や資金が残り、国内で権力争いが勃発。タリバンが台頭し始める。
その中で、両親が難民となってイランに出ていたことで、Rさんはイランで生まれ育った。ソ連が撤退し、イランからアフガンへ送還されたが、荒廃しており十分に生活できず、幼い頃からいろいろな仕事をしなければなりませんでした。
タリバンは女性の権利を全く認めないことで有名です。また、本来の学校や教育を憎み、子ども兵を教育と称して育て上げます。
カルザイ氏やガニ氏が選挙によって大統領に選ばれても、真の民主化には程遠いし、タリバンとも密接な関係があり、それらを取り締まったり、改善したりする方向は全く見えません。

Rさんは、勉強がしたくて、キリスト教系のNGOで英語の勉強をし、そこからアフガンの子ども支援を行っているラーラ会(奈良市)を紹介され、2006年から現地スタッフとして働くようになりましたが、2011年9月ウレマ・シューレ(宗教裁判所〈民間〉)にキリスト教徒であると嫌疑を受け短期勾留され、日を置かずして国家安全局から自宅を捜索され、タリバンが自宅を襲撃、暴行を受けました。
ラーラ会は急遽、11月日本に避難をさせましたが、結局12月日本で難民申請をすることになりました。同志社大学に行けたことで就学ビザに切り替えましたが、2012年末難民不認定、異議申し立てするも14年8月に異議却下となり、15年1月に難民不認定取消訴訟を提訴し、今に至っています。

Rさんは、将来、アフガンの教育制度を構築する仕事をやりたいと夢を語っていました。

 ・大阪)「難民知って」 14日、アフガン国籍男性講演 (17/1/12 朝日新聞)
 ・アフガニスタン難民不認定処分取消訴訟支援

★ 関連企画:関西在住のビルマ難民に聞く (2016/11/19 大阪人権博物館研修室)

11月19日関連イベントの様子国境なき医師団の井田覚さんに「アフリカ中部のボコ・ハラム被害者への医療支援について」と題してお話を伺う予定でしたが、連絡が取れなくなりました。
RAFIQの田中から、学生さんなどに向けて出前講座の内容で難民問題の開設を行い、その後、インタビュー形式でビルマ難民Mさんの難民認定にいたるまでのお話を聞きました。迫害を受ける恐れがあるということ、それから逃げることを想像することの難しさを考えさせられました。

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