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● RAFIQ15周年総会 報告

2016年11月13日(日) at 国労会館大阪

  活動報告   活動方針   総会のお知らせ

総会の様子 名古屋難民支援室羽田野真帆さん ワールドカフェの様子
総会の様子 名古屋難民支援室
羽田野真帆さん
ワールドカフェの様子

 当日配布資料(リンク先はPDF)
 ・総会資料 活動報告  活動方針
 ・会計報告
 ・羽田野さん講演資料(新聞記事等)



11月13日には30名の方が参加されました。新しく難民支援学生団体を立ち上げた大阪経済法科大学の
学生さんも参加してくれました。当日3名の方が会員になってくださいました。

総会では、RAFIQの2015年度の活動報告と2016年度の活動方針と会計、会則の改定(住所を大阪市に変更)を報告し、今年から透明性を高めるために新しく「会計監査」2名を設けることを提案し了承されました。

今年度(2016年9月〜2017年8月)の重点ポイントは、
「なんみんハウス」を拠点にした難民支援の充実と会員・ボランティアが活躍できるようにすることで、地域に難民支援活動が根付く取り組みを行うことである
ですので、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

記念講演では、名古屋難民支援室の羽田野さんに講演をお願いし、名古屋での難民支援の内容と今年に入って名古屋高裁で3件の難民勝訴判決が出ている裁判の論点等について、丁寧にお話しして下さいました。
高裁判決が、国際法や難民認定基準ハンドブックにも触れており、今後の難民裁判にも大変必要な内容ということが共有されたと思います。

その後、ワールドカフェ形式で交流会を行い、「なんみんハウスで何かできるか」を4つのグループに別れて話し合いました。
1時間弱の時間でしたが、将来を見据えて多方面にわたる支援の内容の提案が出されました。皆さんの発想の豊さを感じ、今後の支援がより広がる希望が持てました。
今後、提案された内容について具体化されたい方のバックアップを行いたいと思います。打ち合わせなど「なんみんハウス」をご利用ください。ご相談もお寄せ下さい。
(報告 K.T)

9月切り替えですので、今年度の会費が未納の会員の方は振込みをお願いいたします。
 振込先などこちら

【関連Web】
 ・名古屋高裁難民不認定処分取消訴訟 勝訴判決  2016年11月 (メディア等の情報)

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● 活動報告(2015年9月〜2016年8月)


■法的支援…難民の申請から認定されるまでの全般の手続きの支援をおこなっている。日本の現行制度は「難民不認定法」と言ってよいほど難民自身ではとても対応できないものになっている。この手続きの支援の中で、現行法の問題も明らかになってきている。

<難民認定手続き支援>

<支援内容>
  • サポートした難民は20名、新規にサポートした難民は7名 サポートを中止した難民4名。
  • MTGした難民   12名
  • 1次で難民認定1名。
  • 意義申し立ての不許可後、在留特別許可1名。結婚ビザが出たため取り下げ1名。
  • 1次インタビュー待ち3名、異議申し立ての結果待ち4名。
  • 難民不認定取り消し裁判4名。難民再申請1名。
  • 支援している15名中11名に弁護士
  • 始めて支援している難民に「難民認定」(スーダン)「在留特別許可」(パキスタン)が出た。しかしながらその理由は透明性がないためわからない。
  • 入国間もない難民からの問い合わせが増えてきた。また、今まで関係していなかった団体からの問い合わせも増えてきた。特に2016年6月から急増している。
  • 難民申請から不認定取り消し裁判までの一連の支援を行った。
  • 1次審査が不認定になった難民に弁護士を付け、打ち合わせに参加しフォロー体制が出来てきた。
  • 本人、弁護士と共に証拠探しやその翻訳を行い、翻訳・通訳については会員やボランティア登録者の協力も得ることができた。
  • 不認定が決定した難民が増えてきて裁判も4件提訴、裁判傍聴には多くの方が参加してくれた。今後、本人尋問が始まるのでより多くの参加と注目されるようにする。
  • 法務省となんみんフォーラム・弁護士会との協議の中で決まった「ATD(収容代替措置)」が関西にも拡大されRAFIQがサポートすることになったが事案はなかった。
<仮放免・入管支援>
難民条約には「ノン・ルフールマンの原則」(申請中の人は母国へ送還しない)というものがあるが、難民申請中の人を入管法違反者として入国管理局が収容している。入局管理局に収容するというのは、退去強制令書に基づいて、いつでも母国に送還することができるという事である。これはノン・ルフールマンの原則に違反している。帰れない人なので長期の収容にもなっている。さらに難民に実証責任があると言いながら実証できない状態になっており申請手続きの妨害であるので支援をおこなっている。

<支援内容>
  • 定例面会12回(参加者65名 内新規26名)、
  • 申請手続き2回 大阪入管、大村入管1名大村入管から
  • 大阪入管へ要望書 チャーター機での送還についてなど
  • その他 収容者からの健康、難民申請、仮放免手続きの相談
  • 給料不払いについて、生活費について 海外からの問い合わせもある。
  • 月1回の大阪入管への定例の面会を行った。大阪入管には難民申請者は、あまり多くなかった。しかし仮放免がされず大村への移送されないことから、短期宗教施設であるにもかかわらず収容期間が1年以上の人もいる。
  • 仮放免支援については、イラン難民について2回行ったが2回とも不許可になった。
  • 支援対象者のみでなく、要望があった難民や収容者への面会を行い必要があれば支援を行った。多くは仮放免の保証人、難民申請の内容、入管の処遇問題(主に医療)などであった。

■生活支援… 日本の難民認定制度の中では「難民申請者保護」はない。RAFIQでは、難民申請中の方で一番困窮している方の生活の支援を中心に行っている。
主に就労資格の無い入管からの仮放免者と特定活動の最初の6か月の方を対象に支援している。

<支援内容>
  • シェルター3室、2名が入居、生活支援金、交通費など支給。
  • ふーどばんくOSAKAからの食料支援、62回 (週2回のコスコト+随時・12回) 
  • 病院への連絡、付き添い医療通訳な5回、インフルエンザの付き添い含3回
  • 就労支援1名
  • その他問い合わせなど 住むところがない、生活に困っている、けがをした。学校へ行きたい、大学へ行きたい、仕事がない。
  • 難民支援協会からの助成金が2015年12月で終了したので、シェルターの支援が出来なくなった。
  • 幸いな事に2016年1月からは、シェルターでの緊急支援対象者はいなかったが、住居のない方はおり、一時的に同国人のところで泊めてもらったり、他団体のシェルターに入れてもらったりしている。
  • ふーどばんくOSAKA、済生会病院などと引き続き連携し、継続した支援が行えた。
  • 難民急増の中でFRJ(なんみんフォーラムから)「困窮する難民への緊急支援金」の助成が2016年3月まであり、難民事業本部(RHQ)の助成金がもらえるまでの緊急支援ができた。
  • シェルターのある中崎町、高槻市などの地域での取り組みなどに参加し社会統合につながった。
  • 難民の社会統合に向けて 就労支援や就学支援なども手伝うことができた。

■ 市民啓発 …市民に在日難民の事を知ってもらう取組と難民が市民社会の中で安心してすごせることを目指して取り組んでいる。

<支援内容>
  • 難民初級講座の開催12回(45名)・ボランティア説明会の開催12回(ボランティア登録者61名)
  • 入管初級講座の開催10回(26名)、活動報告会2回
  • 出前講座の開催8回、学習会イベント開催5回
  • 世界難民の日関西集会の事務局
  • なんみんDAYの協力、難民カフェの協力
  • イベントの出店2回
  • HPでの情報の発信(130000アクセス突破)
  • メールマガジンの発行12回(9月登録者数433名)
  • ツイッターでの随時の発信
  • テレビでの難民特集の協力2件
  • 難民関係書籍などへの掲載、執筆…移住労働者と連帯する会機関紙 地球市民の人権教育
  • マスコミ関係、取材協力、出演。 京都ラジオカフェ(6月5日)朝日新聞(6月10日)NHK(6月20日)毎日新聞(7月4日)
  • 2015年1月より毎月開催にした難民初級講座について。高校生から70代までが多様な年齢と仕事を持っている方の参加も増えている。
  • 難民初級講座の受講者向けに「ボランティア説明会」を開催した。難民講座の半数近くがボランティアに登録してくれている。多才な人材が登録してくれており翻訳や通訳、生活支援の援助なども活躍してくれているが十分に活用できていないところもある。
  • HP、ツイッター、メールマガジン、メールニュースなどでの発信を増やすことで、RAFIQへのアクセスや問い合わせが増えた。人権団体などからの難民に関する問い合わせや、学生からの難民をテーマにした卒論に関する関するもの、マスコミからの問い合わせは多い。
  • HPに英語のページを開設し、難民や外国人、国外への発信を行っている。2014年3月から主にメルマガの主要部分を英訳し掲載している。
  • 6月28日の「世界難民の日関西集会」と毎月第3火曜開催の「難民カフェ」では、事務局や主要な協力団体としてスタッフなど開催の成功を担う事ができた。
■政策提言、研修、研究など…RAFIQは2009年より人道的な難民法改定に向けた取り組みを行っている。また2012年からなんみんフォーラムに参加し、難民を支援する団体と連携し、難民の直接支援と共に法改正に向けて取り組んでおり、研修などにも積極的に参加するようにしている。

  • なんみんフォーラムの会議の出席(東京)。・大阪難民弁護団会議への出席
  • 難民関係の講演会研修会などの参加7回。
  • 声明、意見書などの提出5回。
  • 難民認定法改定の動きが昨年より法務省からも出ているので、主になんみんフォーラムの団体と協力しながら人道的な難民法へ改訂の動きに協力している。東京での会議やスカイプでの会議に参加している。
  • 難民関係の講演会や研修会に参加し、メルマガなどでの報告を行った。東京での開催が多いが関東のメンバーが参加し報告してくれている。
  • 2015/4/2 大村入管へ移送されたアフリカ難民について、大阪弁護士会へ人権救済申立を行ったが不受理となった。今後も必要に応じてRAFIQとしての意見を表明していく。
  • なんみんフォーラム、全国難民弁護団会議、大阪難民弁護団、難民支援協会、名古屋難民支援室、UNHCR駐日事務所など「新難民法」の成立へ向けてと連携した。
■ RAFIQの運営、会員拡大について …法的支援生活支援が充実する中で、それを支える体制と資金が重要になってきています。難民を支援する団体のモデルケースが少ない中で責任ある団体としての組織の見直しと改善に取り組んでいます。
  • 100名の会員を目指してきたが、昨年度の48名から86名にほぼ倍増できた。
  • 月1回の運営委員会で活動内容の決定して行った。
  • 会員間の交流や活動内容がわかるような新MLを作成した。
  • 個人負担を減らすように交通費、事務費などが十分ではないが払えるようになったが活動資金は足りない。
  • みなさんのご協力で新事務所「なんみんハウス」を開設することができた。ワークショップを8回開催した。今後、関西での難民支援の拠点として活動する基礎ができた。

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● 活動方針(2016年9月〜)


【法的支援】

従来の難民支援協会・UNHCR・アムネスティからの関西ケースの紹介に加え、難民からの紹介や地域団体からの紹介などが2016年夏から急増している。

<難民認定手続き支援>
  • 難民申請から不認定取り消し裁判までの一連の支援を丁寧に行う。
  • 引き続き弁護士会の電話相談、難民の日弁護士会の取り組みなどと協力し弁護士を付け、打ち合わせに参加しフォロー体制つくる。
  • 関西の個別難民のサポート団体と協力して支援を行う
  • 本人、弁護士と共に証拠探しやその翻訳を行う。翻訳・通訳については会員やボランティア登録者のレベルアップも考えフォローする。
  • 法的支援の担当者を育成する。
  • ATD(収容代替措置)での対象者については、なんみんフォーラム、全国難民弁護団連絡会議と協力し対応していく。
<仮放免・入管支援>
大阪入管の支援対象者は少ないが、引き続き支援していく。 大阪入管の収容が長期化しており、1年を超す人が増えている。
  • 月1回の大阪入管への定例の面会を行なう。必要であれば定例以外の面会も行う。
  • 長期収容者は大村入管への移送が予想されるので大村の支援者との連携を行う。
  • 支援対象者のみでなく、要望があった難民や収容者への面会を行い必要があれば支援を行う。
  • 入管の処遇などや強制送還の問題などにも取り組む。
【生活支援】
きびしくなってきた難民申請者の生活保障。
2015年10月より、仮放免証に「就労及び報酬を受ける行為の禁止」と明記されるようになった。
難民申請者の生活 2016年9月より、再申請者が就労不可になった。
  • 就労資格のない「仮放免後の方」、入国したばかりで「特定活動で就労資格がない方」「再申請中の方」を中心に支援を行う。
  • 住居支援については「なんみんハウス」の2F2部屋と、連携している団体「天人」などと協力して行う。
  • 「なんみんハウス」を中心にした様々な生活支援を行う。
  • ふーどばんくOSAKA、済生会病院などと引き続き連携をする。
  • 要望があれば就労支援、就学支援も行う。
  • RHQ(難民事業本部)の給付金が出るまでの当面の申請者への生活費についての検討を行う。助成金なども申請する。
  • 難民申請者の身分保障のために「支援対象カード」を作成する。
【市民啓発】
難民についての関心が高まっているので、会員・ボランティアを含めて市民啓発のいろいろな取り組みを行いサポートする。
  • 引き続き難民初級講座「難民についてもっと知りたい」を毎月第3土曜に開催す、修了者向けに「ボランティア説明会」を開催する。
  • 引き続き入管初級講座「入管ってどんなとこ?」を新規面会者対象に毎月第2火曜に開催する。
  • 難民初級講座のテキストを改定する。
  • HPをリニューアルする(10月から改訂済み)、
  • Facebookを開始する。(11月から)
  • 海外からもアクセスしやすい英語のページを考える。
  • 「世界難民の日関西集会」「難民カフェ」「なんみんDAY」に協力する。
  • 「難民展」を「リバティおおさか」と共催し11月19日〜3月まで開催する
  • 難民に関する学習会やイベントなども企画する。
  • 出前講座を広報し、チューターなども育成する。
  • 「なんみんハウス」を中心にした、会員・ボランティアの学習の場を設ける。
  • 「資料室」の充実と活用を考える。
  • 自治会に入り地域との交流に参加する、また交流の場を企画する。
  • その他、難民に関する啓発活動に協力する。
【政策提言、研修、研究など】
難民認定法の改定論議があるが、運用での「改悪」が続いている。
法改正や運用改正に向けた取り組みに協力していく。特に「就労不可」の不当性について訴えていく。
  • 難民認定法改定の動きになんみんフォーラムの団体などと協力しながら人道的な難民法へ改訂の動きに協力する。
  • 難民関係の講演会や研修会に積極的に参加し会員の学習にする。
  • 必要に応じてRAFIQとしての意見を表明していく。
  • なんみんフォーラム、全国難民弁護団連絡会議、大阪難民弁護団、難民支援協会、名古屋難民支援室、UNHCR駐日事務所などと連携して取り組む。
【RAFIQの運営、会員拡大について】
法的支援や生活支援が充実する中で、それを支える体制と資金が重要になってきている。3年前に目標にしていた会員100名は実現を目の前にしている、活動を支えるためにも会員の倍増を目指そう。
  • 寄付の呼びかけや賛助会員の呼びかけも積極的に行う。
  • 難民支援を支える、様々な資金調達に向けた取り組みを考える。(当面 缶バッジの販売)
  • 月1回の運営委員会で活動内容決定し透明性のある運営を行う。内容についてはMLで報告する。
  • 活動報告書としてメールマガジンを月1回引き続き発行する。
  • 専従スタッフが置ける体制に向けて取り組む。
  • 新設の「資料室」の担当を設ける。

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● RAFIQ15周年総会のお知らせ


★☆★☆★  難民と一緒に暮らせる街に  ★☆★☆★
RAFIQ 15周年 総会
★☆★☆★  ★☆★☆★ ★☆★☆★  ★☆★☆★

日時:2016年11月13日(日) 13:30〜17:00 終了後懇親会あり。
会場:国労大阪会館 (JR天満駅下車すぐ)

参加ご希望の方は「メール」でお申し込みください。
 11月10日まで
 件名「RAFIQ総会申し込み」とし、 名まえ 住所 アドレス 年齢 と、総会 懇親会の参加を記入して送ってください。
 宛先:rafiqtomodati@yahoo.co.jp

内容:1部 RAFIQの活動報告、活動方針、会計報告など
   2部 記念講演
       講師:羽田野真帆さん(名古屋難民支援室)
   3部 交流会(ワールドカフェ形式)

RAFIQの年度の切り替えは9月ですが、新事務所開設の準備にかかっており、少し遅れましたが、16年度の総会を行います。
世界の難民を取り巻く状況は厳しくなっており、日本においても難民受け入れへの態勢が整っているとは全くいえません。それでも市民の関心は年々高まっており、小さな団体であるRAFIQの事務所開設一つとってもメディアも関心を持つほどです。
難民問題は決して遠い国の話ではなく、私たちが日頃どう人々とつながりを持っていくかが解決の鍵ではないかと思っています。

今回は名古屋でサポートにあたっている名古屋難民支援室の羽田野真帆さんをお招きしてお話を伺います。愛知県周辺では難民が急増しており、昨年は約1700人が難民申請しています。また、名古屋地裁で難民支援のネパール人やウガンダ人の難民申請者の不認定処分取消を求め、勝訴していますので、支援の話などをお話しいていただきます。

RAFIQのこの1年の活動報告なども行いますので、RAFIQの活動に興味を持っていらっしゃる方はぜひご参加ください。

会員の方はぜひ今期の年会費をお願いします。当日受付します。
・会費 年間(9月〜翌年8月) 
  一般3000円  学生1000円  団体会員5000円  賛助会員10000円
詳しくはこちら

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RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
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TEL・FAX:06-6335-4440    Mail:rafiqtomodati@yahoo.co.jp
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