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● 翻訳資料:ミャンマー軍政、国外政府団体を反政府活動が首謀者と非難

 出典:Reuters(2007/9/7)
 翻訳:I

  原文(英文)はこちら(pdf)


ミャンマー軍政、国外政府団体を反政府活動が首謀者と非難

By Aung Hla Tun
2007年9月7日金曜日
ミャンマーを支配する将軍たちは金曜日(9月7日)、2週間にわたり続く類のない抗議活動を国外の反政府グループの煽動によるものであると非難し、米国、欧州連合などの厳しい批判にもかかわらず、抗議活動に対する弾圧を緩める気配はない。

「政府は、国外の反政府グループが指令を与えており、大衆デモを煽動し、不安定な状況を醸成しようと国内の反政府グループにさまざまな援助を与えているという情報を得ている」とミャンマーの国営新聞は報じている。そして「人々は、国家を不安定化し、国民の利益を損なおうとする行為を受け入れることなく、自ら進んでこのような破壊行為の防止に取り組んでいる」という。

1988年の蜂起に仮借ない弾圧をもって臨んで以来、旧ビルマで最も過酷なものとなった今回の反政府活動家に対する弾圧に対し、米国のブッシュ大統領や欧州委員会からは厳しい批判が寄せられているが、国営新聞はこうした批判に直接言及することはなかった。

1962年以来ミャンマーを支配してきたミャンマー軍部が外部の圧力やレトリックに直接反応することはほとんどない。変化を促そうとしては挫折してきたASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国は、こうしたミャンマー軍部の姿勢に不満を募らせている。

ミャンマーにとって最大の貿易相手国であり、最も緊密な関係にある中国も、金曜日、現状に不満を口にし、和解と状況の改善を希望し、そのための国際的努力を歓迎すると述べた。

中国外務省の劉建超報道官は、シドニーで開かれているアジア太平洋サミットで「中国は、米国を含めすべての関係者とのコミュニケーションと対話を強化する用意がある」とコメントしている。

劉報道官のコメントは、「われわれは、和解とビルマの状況で改善を希望している」と辛らつなものであった。このコメントの以前にも中国外務省は、今年はじめミャンマーがジャングルの中に首都を移転したことに対し、突き放すようなコメントを発表している。劉報道官によれば、ミャンマーは、ブッシュとの会談をはじめ、中国国家主席胡錦涛が先ごろ相次いで行った二国間会議にやってこなかったという。

  僧侶たちに対する「手荒い仕打ち」

これらのコメントは、先月の大幅な燃料価格引上げに対する最新の抗議である、マンダレーから80マイル南西の町パッコクでの僧侶による2日間の抗議行動の後に出たものである。

国営テレビMRTVは、木曜日、13人の公務員が若い僧によって取り押さえられ、彼らの自動車が放火されたが、これは国外からの煽動の結果であると報じた。

しかし住民たちは、悪いのは政権だという。政府軍は、前日、抗議を行っている僧の頭上に威嚇射撃を行っていた。兵士と軍政を支持するギャングたちは、抗議行動を解散させようとして、僧侶や周囲の人々を手荒い仕打ちを行ったのだという。

ある目撃者は「僧侶たちは、経典を暗唱し、平和的に行進していただけだった。しかし、その行進が非常に残酷に手荒に扱われた。僧の中には殴られ、電柱に縛り付けられた者もいた」と証言している。活動家らによれば、関係のないことであるが、一種の譲歩として、1週間前抗議に参加していた再逮捕され脚を折られたイエテインナイン氏が水曜日に病院へ行くのを認められ、これにより他の40人の拘留者がハンストを打ち切ることができたという。

抗議行動は総じて小規模で、いたるところに浸透している治安当局者の存在に怯える見物人たちが参加して膨れ上がることはなかったが、長期の投獄が予測されるにもかかわらず、抗議をやめようとしないその姿は人々の耳目の的となっている。最近のデモで主導的役割を果たしたことで1988年の反政府活動のリーダーのほとんどを奪われたにもかかわらず、彼らの抗議は続いている。1988年の抗議行動では、3000人もの人々が軍の弾圧により殺されたといわれている。

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